【吹奏楽】胡蝶の夢 / 篠塚祐伴
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胡蝶の夢 / 篠塚祐伴(吹奏楽シリーズ 004)
編成:吹奏楽 小編成〜中編成
演奏時間:約7分
難易度:4 ★★★★☆
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「胡蝶の夢」というタイトルは、中国の思想家・荘子による説話によるもの。夢の中で蝶になって飛んでいたところ目覚めたが、自分が蝶になった夢を見ていたのか、それとも夢で見た蝶こそが本来の自分であり、今の自分は蝶が見ている夢なのか、、、という内容。自分と物の区別がつかないことから転じて、「人生の儚さ」の例えとしても使われる。
「夢と現実」「生と死」のような相対するものが、調性や強弱などの音楽の激しい変化で表現されている【緩 - 急 - 緩】の三部形式による作品。
どこか懐かしい聴きやすいメロディを、調性や強弱を激しく変化させることによって、夢と現実の区別がつかない様を表現しました。現実、夢、微睡。どこでそれらを感じるかは、演奏者、観客に委ねます。
不安定な和音とフルートのソロを経て、ヨナ抜き音階や「都節音階」を使用した響きが広がり、和の雰囲気を醸し出します。中間部では、ヘミオラの箇所や流れるような旋律とは対照的な、激しい旋律が絡む箇所があるので、強弱や調性の急激な変化に注意してください。練習番号【J】は、テンポフリーで自由に表現してほしい部分です。最後は、中間部のモチーフを使用して華やかに演奏されます。所々、蝶が羽ばたいているようなモチーフを取り入れましたので、探しながら楽しく演奏してください。
(篠塚祐伴)
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Le Rêve du Papillon / Yusuke Shinotsuka(wind orchestra series 004)
Instrumentation / wind orchestra
Duration /approx. 7:00
Grade /4 ★★★★☆