【フルート四重奏】クロコ・ラクティス / 篠塚祐伴
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エン・ト・ドル ウインドアンサンブル委嘱作品。
作曲当時、巷で大ブームとなっていたタピオカミルクティーを、委嘱者が電車内でこぼしてしまった事を題材としたコミカルな内容が元になっている。
フルートの豊かな響きと機動性を最大限に活かした、急緩急の三部形式の作品。前半と後半のほとんどを支配する全音階を使った3連符のレガートなモチーフ(こぼれたミルクティー)と、スタッカートのモチーフ(弾むタピオカ)が入り混じり演奏される。中間部のキャッチーなメロディーは、タピオカミルクティーへの憧れと可愛らしさを表現しながら、全音階のレガートのモチーフ(こぼれたミルクティーの現実)が見え隠れしている。フィナーレに向かって4本がテンションを上げながら1箇所へ集まり(タピオカの掃除)、美しい和音によって幕を閉じる。(篠塚祐伴)
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クロコ・ラクティス / 篠塚祐伴( 室内楽シリーズ 002)
編成:フルート四重奏
演奏時間:4分30秒
難易度:4 ★★★★☆