本作は、小学校の音楽発表会のために作曲されました。 「言ったことはできるけれど、自分から発信・行動することが苦手」という、少し控えめな子ども達に向けて前向きな曲を！という先生方のご要望に沿った楽曲となっています。 　 この曲の主人公は「石ころ」です。どこにでもあるけれど、同じ形のものは二つと無い石。そんな石ころの動きをテーマに、子ども達へ伝えたい想いを歌詞に込めました。 　自分で行動を起こすことが出来ない石ころは、川の流れによって海へ向かいます。流れに身を任せながら、色々な方向へ導かれ、時には溝にハマって止まったり、急な滝を転げ落ちたり、様々な壁にぶつかりながら海へ向かう姿は、まるで私たちの「人生」のように思えてきませんか？ 自分自身のことを振り返りながら歌うことが出来る一曲となっています。 4年生〜6年生におすすめです。 − − − − − − − − − − − − − − − − − − ホントの自分に ／ 島田和音・篠塚祐伴(合唱シリーズ 001) 編成 ／ 同声2部合唱 演奏時間 ／ 4分00秒 難易度 ／ 3★★★☆☆ 最高音 ／ ソプラノパート 実音F